CURRENT(開催中の展覧会)

会期:2019年10月24日(木)~ 11月24日(日)会期中無休
9:00~17:00(入館は16:30まで)
会期中無休 ※但し11月9日(土)は本展をご覧いただけません。

会場:ハーモ美術館
〒393-0045 長野県諏訪郡下諏訪町10616-540
TEL:0266-28-3636
入場料:一般・大学生800円、小・中・高校生400円

主催:公益財団法人ハーモ美術館

協力:株式会社アートオブセッション

後援:長野県、長野県教育委員会、下諏訪町、下諏訪町教育委員会、朝日新聞長野総局、毎日新聞長野支局、読売新聞長野支局、中日新聞社、信濃毎日新聞社、長野日報社、市民新聞グループ(7紙)、SBC信越放送、NBS長野放送、TSBテレビ信州、abn長野朝日放送、LCV、FM長野

1983年、ミュージシャンの藤井フミヤは、初個展「Fumiyart-Take a break」を開催し、CGアーティストとして衝撃的なデビューを果たし、その後2003年には「FUMIYART」展を開催して大反響を博しましたが、これを機に画家としての活動を休止しました。そして、今年、16年間の沈黙を破り作品を発表することとなりました。

本展ではまず、1993年に全国9か所を巡回した初のコンピューターグラフィックス展「Fumiyart-Take a break」で発表したCGアート、2003年に発表した線画、カッターを駆使した「ハリエ」や「キリエ」等を出品、Fumiyartの原点に遡り、これまでの画業を振り返ります。それらは時を経てなお新鮮で見る者を限りなく引き付ける力があります。

さらに今回、注目されるのは、絵筆やペンを駆使した初公開のアナログ作品です。硬質なボールペンを用いた線を無数に集積させる藤井オリジナルの技法で制作されたペン画、19世紀末ウィーン分離派の画家クリムトの絵画に触発され、装飾的な空間の中に精緻なタッチで女性像を描いた油彩画、うずくまったポーズの女性をアクリルや水彩で描き、新しい肉体美の世界を追求した「コーナーの女」シリーズ、針金を折り曲げて制作した女性像など、多彩な技法を用いた近作、新作を出品します。時に甘美なエロティシズムが香理、時にファンタジックな夢想を喚起させる藤井フミヤのアナログ作品の多様さは、まさに驚異の連続です。

藤井フミヤが創造する世界、それは、まさに人間の叡知とコンピューターが創りあげる新しい芸術の境地と、職人的とも言える細密表現や肉筆表現で創るアナログアートの世界です。デジタルアートの先駆者 藤井が、いまアナログ世界に夢中になっていることは、創造の原点はアナログにあることを啓示しているのかもしれません。

藤井フミヤの想像新世界「THE DIVERSITY」をご堪能ください。

「楽園の追放 妖精の崩壊〈EVE〉」2001年 95×70㎝ 色鉛筆 紙