IZUMI KOGAHARA古河原 泉
Simple words
色が醸し、色に宿る、ことばの世界
「感覚的に、ただ心地よいと感じる線を描き、心地よいと感じる色をしかるべき場所に置いていきたい」と語る古河原 泉。画家が切り取るしなやかな仕草やポーズはその色彩と相まって女性たちの内なる宇宙を想像させてくれます。油彩は幾重にも色を重ね、複雑な層になりつつも、澄んだ色彩で新鮮な色彩効果を生み出します。かたや水彩は、描いた瞬間の生の色と線をそのまま感じることができる貴重な作品です。
栃木県宇都宮市生まれ。
宇都宮大学教育学部美術科卒業後、美術団体 光風会に所属し、
画家としての活動をスタート。
2004年、日展初入選以後、7回入選。
美術団体退会後、2013年渋谷Bunkamura Galleryにて初個展。
以降、全国百貨店・美術画廊等で個展を開催。
現在、栃木県にアトリエをかまえ、制作活動を続ける。