KASUMI KOIKE小池 佳寿美
フランスの散歩道
東京生まれ。東京音楽大学ピアノ科卒業後、自らの表現意欲を絵画制作に向け渡仏。南仏プロヴァンス 地方のカシスを中心に創作活動を始める。1982年には日仏現代美術展『生』に入選。1990年に再び渡仏、1994年には南仏『コンクール・サロン・ド・プラクティス』で入賞。
作品は、竹ペンと墨を用いた印象的な黒い縁取りと、アクリル絵の具の繊細で柔らかな色彩で構成された彼女独自の表現であり、女性を中心に幅広い支持を得ている。
フランス、イタリアを中心に取材創作活動をこなす彼女の作品は、単なる“ヨーロッパへの憧景”だけでなく、何気ない日常生活の中に見いだす一瞬の“エスプリ”を表現している。その気負いのないストレートで感性あふれる作風は、2001年『日本におけるイタリア年』に産経新聞で一年間取り上げられるなど、メディアの注目も集めている女流画家である。
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