KENKI TSUJIMOTO辻本 健輝
静かに残り続けるものに意味を探し、「時」と「痕跡」を描く
〈自分が描き続けたいと感じているモチーフ〉
古い物語や風景を今の視点で再解釈し、同時に現代の社会や情景を切り取ることです。時代を生きる画家として、その両方を画面に残し続けたいと考えています。
〈作品を通して鑑賞者に伝えたいこと〉
昔から語り継がれてきた物語の教訓を再解釈し、共有していきたいと考えています。千年を経ても人の心は大きく変わらず、その普遍性に面白さを感じます。先人が残した宿題を現代の作家として受け止め、今を生きる人々と共有し、未来へと繋げていきたいと思います。
《略歴》
1989年長崎県生まれ。
高校卒業後、地元長崎で油彩画を学ぶ。18歳の時に当時最年少で県展「野口彌太郎賞」を受賞。
23歳で若手作家の登竜門である日動画廊が主催するコンクールで「松村謙三賞」(美術界の芥川賞と呼ばれる賞)を受賞するなど受賞歴も多数。
近年ではロサンゼルスや中国など海外へ発表の場を広げている。
《個展》
2019年 この雨のように(アートスペース羅針盤 / 京橋)
2021年 一夜の松(福岡三越ギャラリーVI / 福岡)
月と徒花(KOMINKAN・COCOWALK / 長崎)
2022年 折々-SEASON-(岩田屋三越美術画廊 / 福岡)
Art Season at Iwataya Mitsukoshi 2022 SUMMER(岩田屋三越美術画廊 / 福岡)
SIGN(GALLERY ETHER / 西麻布)
2023年 辻本健輝個展(Tol.GALLERY / 長崎)
Spangle(阪急阪神百貨店 / 大阪)
2024年 STORY(PW/GALLERY / 長崎)
BLOOM(岩田屋三越美術画廊 / 福岡)
2025年 Little Scarlet(SEIZAN GALLERY TOKYO 凸/東京)
人魚姫(PW/GALLERY)
《グループ展》
2017年 たいせつなもの展(靖山画廊 / 銀座)
ART FAIR ASIA FUKUOKA2017(ホテルオークラ博多 / 福岡)
2018年 辻本健輝×ツジモトコウキ双子展其々のカタチ(岩田屋三越美術画廊 / 福岡)
2019年 辻本健輝×ツジモトコウキ双子展(GalleryEM / 長崎)
HafH Diversity in Residence vol.1 双子展(HafH Nagasaki SAI / 長崎)
たいせつなもの展(靖山画廊 / 銀座)
2020年 Parade~更新する現代作家展~(仙台三越 / 宮城)
2022年 Silk Road - The Roots - Our Culture(Artgilrieux in GINZA SIX / 銀座)
The Stars ~ Sirius の煌めき ~(Artgilrieux in GINZA SIX / 銀座)
2023年 CROSSING(LorinGallery / ロサンゼルス)
CHINESE MEETING(571ArtSpace / 中国杭州)
鼓動(Artgilrieux in GINZA SIX / 銀座)
2024年 KOBE ART MARCHE2024(神戸メリケンパークホテル)
The Stars ~夏の夜空の流星群(Artgilrieux in GINZA SIX / 銀座)
Lyricim 坂本藍子 丁子紅子 辻本健輝 三人展(Gallery Field / 東京・関口)
INTER×FACES- 交差する顔-(WHITE STONE 銀座新館 / 銀座)
2025年 浮世絵へのオマージュ-時空を超えた美-(Artgilrieux in GINZA SIX / 銀座)
《賞歴》
2008年 第7回佐藤太清賞公募美術展 特選(京都府福知山市)
2012年 第66回二紀展 奨励賞(新国立美術館)
2013年 第48回昭和会展 松村謙三賞(日動画廊)
第11回春季二紀展 新人選抜大賞(東京都美術館)
九州二紀展 九州二紀賞(福岡県立美術館)
2015年 アートオリンピア2015 片岡鶴太郎特別賞(豊島区新庁舎)