YU SATO佐藤 佑
新たな技法で現代の都市やモチーフを描くことで、日本画の新たな可能性を探求する
〈描き続けたいと感じているモチーフ〉
博物館の所蔵品、街、動物
〈作品を通して伝えたいこと〉
私は、日本画の伝統的な素材を活かしつつ、新たな技法で現代の都市やモチーフを描くことで、日本画の新たな可能性を探求しています。作品の多くは、博物館の所蔵品や街の風景をモチーフに制作しています。博物館の作品では、自己投影としての博物館のモチーフと、それを取り巻く現代の姿を重ね合わせています。また、街の作品では、個々の明かりの背後にある人々の存在を感じ取り、個人的な記憶と都市の集団的な記憶が交差する様子を表現しています。
佐藤佑
《プロフィール》
1993 岩手県生まれ
2018 東京藝術大学美術学部 日本画専攻 卒業
2020 東京藝術大学美術学部 日本画専攻第三研究室 修了
現在 日本美術院 院友
個展
2021「遠くから見ていた」( ギャラリー 唯 ) 京都
2022「佐藤佑 個展」(美の舎) 東京
2024「光の層の街」(Blue gallery) 東京
グループ展
2024 Japanese Painting Bloom6 (Bunkamura Gallery 8/) 東京
2024 春の院展 ( 日本橋三越 ) 東京
2024 再興院展 ( 東京都美術館 ) 東京
2024グループ展-session-日本橋三越本店
受賞歴
2016 安宅賞 ( 平成 28 年度東京藝術大学安宅奨学基金 )
2018 卒業制作作品帝京大学買い上げ
2018 第四回石本正日本画大賞展 大賞
2020 国宝「信貴山縁起絵巻」現状模写東京藝術大学買い上げ
2022 有芽の会 日本更生保護協会理事長賞