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第三弾 日本画解放区2020

伝統と継承、唯一無二の次世代作品
日本の伝統絵画「日本画」、他にはない独特な画法は時代を超えて継承されてきました。
今回ご紹介する作品らはその伝統を根底に持ちながら、新たな表現を開拓しています。
その括りから解放されたコンテンポラリーなアートたちは、作家各々が日本画の定義を問い続けた 軌跡でもあります。

日本画の巨匠、伊藤若冲をはじめ、円山応挙らが描いてきた動物画も現代に生きる若手作家の手に掛かれば、重厚で上品なものからグラフィティのような疾走感があるものまで様々。そして、どの時代にも数多の画家が描いてきた風景画においては自然の神秘を感じられる写実作品、そして印象派を思わせるような色彩で描かれた名峰など、技法も 表現も様々で新年に相応しいアート界に新しい風を吹かせる傑作揃いです。

今展で 3 回目となった日本画解放区は、メンバーを新たに 7 名の作家を迎えて開催。
各作家、新作の発表もございます。
一言に「日本画」と言い切ることのできない唯一無二の次世代作品をご堪能下さい。


坂本藍子「ただいま」麻紙 岩絵の具 箔 114×140㎝


神谷 恵「signifié」高知麻紙、岩絵具、胡粉 22×15㎝


水津達大「揺らぐ森」紙本彩色 45×53㎝


鷹濱春奈「花郵便―幸せの色」紙本着彩(和紙に金箔、岩絵具) 72×90㎝

INFORMATION

会期:2020年12月26日(土) ~2021年1月6日(水)
※ 1月1日のみ休廊
10時~19時(※12月31日、1月2日、3日は18時まで)

会場: Bunkamura Gallery
東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura1F メインロビーフロア

出展作家:神谷 恵、坂本藍子、水津達大、鷹濱春奈、出口雄樹、只野彩佳、堤康将
https://youtu.be/61C7mfZSPbs
会場風景や、各作家の作品に対する思いなどを動画にまとめました。ぜひご覧下さいませ。