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高祖父ポール・セザンヌの魂を継承する マリー・ロージー展~予測不能な画家・終わりのない変革~

絵画鑑賞の醍醐味の一つは、画家がキャンバスに描き込んだ意味に自分の答えを見出すことです。 答えの数が多いほど、鑑賞者と作品の間にはいっそう豊かなものが生まれるでしょう。
ロージーが描く多様な作品群は、このことを率直にあらわすように無数のメッセージが内包されています。
新しい絵画表現の探求に人生をかけた「近代絵画の父」ポール・セザンヌを高祖父にもつロージーは、自身のルーツや伝統への敬意も払いつつ、現代社会の課題を認識せざる主題や感情を 共存させた絵画構成が特徴です。フランスで「予測不能」と評される彼女の作品は、日常や価値観が大きく揺れ動き続ける世界に生きる私たちに向けて、想像力を刺激し、読み解こうとする好奇心を限りなく広げて くれます。
そうして、私たち自身の中に「いくつもの答え」を同時に持つ勇気を授けてくれるのです。 マリー・ロージー日本初の展覧会では、多様なモチーフを描いた原画約70点を一同に公開し、この時代の女流画家が描く圧倒的なパワー溢れる世界をご堪能頂きます。


・トーク・イン・カラー#Ⅳ / 油彩・キャンバス /46×55㎝


・さあ、手を揃えて / 油彩・キャンバス /97×130㎝


・猿まね小僧たち / 油彩・キャンバス /96×130㎝


・鳥たち / 油彩・キャンバス /120×80㎝

1月17日更新 マリー・ロージー展 関連動画公開

 

本展開催によせて、マリー・ロージーより日本の皆様へメッセージが届きました。

また、本展開催に先立ち、女優 草刈民代とアーティゾン美術館主任学芸員 新畑泰秀による特別対談を会場内で行いました。時代の最先端をゆくマリーの魅力を掘り下げた充実の対談より、約10分間のダイジェスト動画をご用意しました。

草刈民代さんには、展覧会の魅力についてもお話しいただきました。鑑賞を深めるにつれ発展した作品への感動を、同時代に表現者として生きる草刈さんならではの視点や言葉にご注目ください。

INFORMATION

会 期: 2021年12月15日(水)~12月26日(日) 11:00~19:00(最終入場18:30)
会期中無休 入場料:一般:500円 大学生以下無料

会 場: 代官山ヒルサイドフォーラム
東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟

主 催:マリー・ロージー展実行委員会
企 画:㈱アートオブセッション
後 援:代官山ヒルサイドテラス