「バレエダンサーは人間が到達し得る最高の美的領域」と語り、世界のバレエダンサーの一瞬の美を描き続けたハインデル。

本展のサブタイトルにある「モダン」とは、「現代」という意味もありますが、「カッコいい、おしゃれ、センスが良い」という意味もあります。ハインデルがキャンバスに切り取った、スピード感、躍動感、感情の機微はモダンそのものであると言えます。
1992年の初個展から30年となる今展では、日本初公開のバレエの新作版画「アン・ドゥ・トワ」を含め、原画、版画約30点を展示いたします。

本番までのリハーサルに励む真摯な人間を描き続けたハインデルのモダンな感性をご堪能ください。

「アン・ドゥ・トワ」ジクレ版画　41×58㎝

「コンティニュアス　ライン」ジクレ版画　44×58㎝