立川 瑛一朗 水墨画展~水暈墨章~
立川瑛一朗
1988年、神奈川県生まれ。少年期を北京、上海で過ごす。
2007年、学生時代より水墨画家・土屋秋恆氏に師事(〜2018年)。
2011年、慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業。
南北墨画会・墨閃会にて、円山應擧の流れをくむ古典技法「付立法」を基軸に「懸腕法」を主体とした古典水墨画を学ぶ。
さまざまな分野の作画に携わりながら横断的に水墨画を発信しつつ、水墨画文化のこれまでと今とを繋げるべく、画題・構図・技法に偏りない縦断的な視点にて作品を制作し、水墨画という窓を介して望めるものを追求しています。新作含め約20点を展示いたします。
《作家来場予定》
4月29日(土)・4月30日(日)
「蓮」 墨 顔彩 和紙 80×25㎝
一本の筆の運筆、わずかな色彩を混ぜた水墨で、
逞しくも可憐な蓮とその香りを描く。
葉と一茎の花のみ、そこがどこなのかは見る人に委ねている。
「富士」 墨 顔彩 和紙 50×125㎝
古来より身近ながらも遠い富士を、墨一色、和紙背面からのたらし込み等で、その理解し得ない壮大さを表現。
どこへ行くのか、その手前に鳥たちが飛んでいる。
「SPACE C」 墨 顔彩 和紙 55×20㎝
円形に走らせた墨跡はどこかの星か、墨の滲みは空間に見立てた。
山水画の先にある水墨の風景画。
INFORMATION
会 期: 2023年4月26日(水)~5月2日(火)最終日は16:00閉場
会 場: 西武池袋本店 6階(B通り7番地)=アートスペース
〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1 TEL:03-5949-5348(直通電話)