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大場節子 絵画展~いまひとたび瞬く星を、パリへ~

具象と抽象が混ざり合う独特な画風で、繊細さと大胆さを合わせ持つ見事な作品を創造する大場節子。30年あまり前から毎年パリのアトリエを拠点に、ヨーロッパ各地をはじめ、モロッコ、アフリカ、南米などに赴き取材を重ね、その突き動かされる想いを作品に昇華させてきました。

ヒルサイドフォーラムでは12年ぶりとなる今展では、長い旅の原点であるパリをもう一度描きたいという想いで、パリを中心にヴェルサイユ、イル・ド・フランスなどを新しい心境から描いた油彩、水彩の新作約60点を展示いたします。
躍動感や存在感のある人物クロッキーから、心情の切実さを見せつける激情的な油彩、感情や人の内面などを色彩と自由な描線で描いた抽象作品など、画風、画材、具象、抽象などに縛られず変幻自在に表現する大場節子の新境地を、ぜひご高覧ください。

また2022 年までの作品を納めた最新の画集「夢のかなたに眠るものたちよ」も発表します。

展示風景の動画はこちらから↓

【作家来場】
毎日 13:00~17:00

【ギャラリートーク】
日  時: 10月3日(火)14:00~15:00
集合場所: ヒルサイドフォーラム 大場節子展入口
予約不要

【ワークショップ】
「一本の線を鉛筆で」 シンプルなツールを使って、作家と一緒に デッサンの愉しさを体験していただけます。
日  時: 10月6日(金)14:00~ 1時間位
講  師:  大場節子
参加費: 2000円(モチーフ、筆記用具、紙などの材料費込)(税込)
定  員:   10名まで(要予約)
予約方法: メールかお電話にてお申し込みください。
メール:watanabe@art-obsession.co.jp   お電話:03-5489-3686 (渡辺)

〇作家プロフィール
和歌山県に生まれる。和楽器商の三女として、琴、三味線など日本の伝統文化の中で育ちながら、同時に兄が油彩画を描くという自由な気風のなかにあり、生きる意味を激しく葛藤する多感な少女期、青春期を経る。花王株式会社の研究所に入社後、武蔵野美術短期大学通信教育部に学ぶ。示現会所属後、退会。止まることのない創造への意欲を胸に、1990年に欧州への取材を始め、その後もくり返し、インド、南米、中東、北アフリカなどに単身取材に出ている。
取材現場では、自ら感じるインスピレーションに忠実に、目に入る風景、風物、人物の一瞬の美を、刹那を感じさせる線と面が交錯する水彩画面として結実している。一方感覚を微妙なニュアンスで揺れながら描かれる油彩画では、詩情豊かな語りが色彩や線となって横溢する。作家は現在もパリと日本のアトリエで精力的に制作し、個展を中心に発表を続けている。


“一日は星の時間に傾く”
2023年制作 油彩・キャンバス 45×53㎝(F10)

 


“モンパルナスの朝を待つ”
2023年制作 油彩・キャンバス 45×45㎝(S8)

 


“ヴェルサイユ  夢の跡にⅡ”
2023年制作 水彩・紙 26×36㎝

 


“バーミリオンは明日のため”
2023年制作 水彩・紙 36×51㎝

 


“ヴァヴァンの眼鏡屋さん”
2023年制作 水彩・紙 25×10㎝

INFORMATION

会 期: 2023年10月3日(火)~8日(日)11:00~19:00
会期中無休、入場は18:30まで

入場無料

会 場:  代官山ヒルサイドフォーラム
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟

お問合せ:株式会社アートオブセッション

TEL: 03-5489-3686