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高祖父ポール・セザンヌの魂を継承する画家 マリー・ロージー展

1961年フランス・マルセイユ生まれ。
幼少期から、描くこと、デッサンすることに親しむと同時に、生物学を学んだりあらゆることに興味を抱く探究心旺盛な少女だった。
18歳になる時に進路の選択を迫られ、画家になることを決意。パリのエコール・デ・ボザールに進み、卒業後はヨーロッパ各地の画廊で作品を発表。画家の活動と並行して、パリの公立小学校の美術教師として絵画の教鞭もとっています。
新しい絵画表現の探求に人生をかけた「近代絵画の父」ポール・セザンヌを高祖父にもつロージーの絵画は、自身のルーツや伝統への敬意も払いつつ、現代社会の課題を認識させる主題や感情を共存させた作品構成が特徴です。
フランスで「予測不可能な画家」と評されるロージーの作品は、私たちに向けて想像力を刺激し読み解こうとする好奇心を限りなく広げてくれる。
本展では、多様なモチーフ(人物、集団、動物、静物、古典絵画へのオマージュ)を描いた原画約30点をご紹介いたします。


「ナポレオンⅠ」100×190㎝ 油彩・キャンバス

INFORMATION

会 期: 2024年2月7日(水)~2月12日(火)〈最終日午後4時終了〉

会 場: 新潟伊勢丹7階 アートギャラリー