-青の静寂、色の体温-坂本藍子 古河原泉 二人展

現代アートシーンで独自の探求を続ける二人の実力派画家、坂本藍子と古河原泉による二人展を開催いたします。
坂本藍子は日本画の伝統的な画材である岩絵具や麻紙を用い、「光と影」をテーマに、動物や人物の純粋で無垢な魂を描き出します。
特に青や鉱石の絵具を基調とした画面は、生命の根源にある優しく、幻想的な輝きを放ちます。
古河原泉は、油彩を幾重にも重ねることで、現代に生きる女性たちの内面、喜びや葛藤が滲み出る「存在のリアル」をピュアでありながら深みのある色彩で描き出します。その描線と色面は、観る者に強い共感と静かな感動を与えます。
異なる画材と技法を持ちながらも、ともに人物や生命の持つ本質、そして心の奥底にある「脈動」を追い求める二人の響演をどうぞ心ゆくまでご堪能ください。
INFORMATION
会 期: 2026年2月11日(水・祝)~17日(火)※最終日午後4時終了
会 場: 大丸福岡天神店 東館エルガーラ5階